城跡&古戦場ウォーカー・サイガ氏ガイドによる散歩会、今回は神奈川県鎌倉市の「玉縄城」を歩く城跡探索です。

大船駅の東側は三浦半島の付け根で、柏尾川(下流、江ノ島付近は境川)による湿地低地が東西に渡り形成されています。
この地形は鎌倉時代は騎馬武者にとって歩行困難な場所であり、戦国時代は敵に対する防御線として北条早雲は三浦氏との戦いで活用されました。

台地上に築城された玉縄城には、城に向かうルート(新道)が設定されたと共に、古道である鎌倉街道にも対処(土木工事)が行われています。

玉縄城七曲り坂
玉縄城本丸大手門跡に接続する階段。城外につならるルートではないので本丸の東の山、龍宝寺城への連絡道であったか?

今回の散歩会では巨大城郭と城へのルートとそれに伴う遺構を、現地を歩いて確認します。

今回はおおむね住宅地を歩くため、厳しい山歩きはありません(アップダウンは厳しめなので、ご注意ください)。歴史に詳しくない方、城跡をめぐってみたいけれど、見どころがよく分からないという方も、お気軽にご参加ください!

また、この散歩会の開催前に予習の室内講座を開催します。散歩会のみ、講座のみでもご参加いただけますが、合わせてご参加いただくと一層楽しめます!
講座は申込み不要、12月2日午後5時から開催します。詳細は講座のお知らせのページをご覧ください。
⇒ 【城跡・古戦場講座】12月2日(土) 特別講座「本能寺の変」&玉縄城散歩会の予習勉強会

扉写真:玉縄観音
玉縄城から連なる山地形の最も東の丘。直下に柏尾川が流れていて鎌倉山岳地帯への最前線となる
写真提供:新津竜一氏

城跡・古戦場探索 「玉縄城~鎌倉古道と城郭の繋がりを観察踏査する~」

開催日2023年12月10日(日)
集合:00 JR大船駅 南改札 みどりの窓口前
解散16:30ごろ 湘南モノレール・湘南町屋駅
※ ウォーク・イベントのため、終了時間が前後することがあります。ご了承ください
終了後、バスまたはモノレールで大船駅に戻れます。また徒歩では大船駅まで30分程度です
参加費2,500円
ガイド・資料代、保険料込み。途中の飲食費、交通費等は別途ご用意ください。
玉縄歴史館の入館料200円が別途必要となります。
持ち物天気予報をご確認のうえ、雨具・上着等、状況に応じてご用意ください。
ガイド新津竜一(サイガ)

コース(抜粋)

大船駅 ⇒ 玉縄首塚 ⇒ 龍寶寺(北条家供養塔)玉縄歴史館 ⇒ 玉縄城七曲り虎口 ⇒ 玉縄城 大手門跡 ⇒ 玉縄城址の石碑・庚申塔 ⇒ 城宿きじ公園 ⇒ 鎌倉古道(推定)⇒ 久成寺(くじょうじ)松平甚之助新兵衛内室墓 ⇒ 鎌倉古道(推定)⇒ 本在寺公園 ⇒ 村岡城址公園 ⇒ 御霊神社・鎌倉古道上の道 ⇒ 長島ふな公園 ⇒ 湘南モノレール・湘南町屋駅周辺

※ コースは変更の可能性があります

注意

新型コロナウイルス対策のお願い

マスク着用は任意となっていますが、開催時の情勢や、立ち寄り先の施設利用上の指示、その他その場の状況に応じて、着用のご協力をお願いすることがあります。念のためご用意ください。

体調が悪い方、熱のある方は、申し訳ありませんが参加をお控えくださいますようお願いいたします。
キャンセルは当日の開始前まで受け付けております。キャンセル料はかかりません。

  • 下記「お問い合わせ・お申し込み」リンク先のフォーム、またはお電話、メール等で必ず事前にお申込みください。
  • 参加費には、レジャー保険料、ガイド・資料代が含まれます。途中の飲食費は別途ご用意ください。
    玉縄歴史館の入館料200円、解散後モノレールをご利用の場合は180円、バスは200円程度が別途必要となります。
  • コース上に昼食はありません。お食事を済ませてからご参加ください。
  • 7~8キロ歩きます。おおむね舗装された住宅街の道ですが、アップダウンの激しい箇所があります。解説をしながらゆっくり歩きますが、歩きやすい靴と服装でご参加ください。
  • 小雨決行いたします。荒天が予想される場合は中止または延期になる可能性があります。
    万一中止または延期の場合は、お申込みいただいている方に前日までにご連絡いたします。

お申込み

お申込み多数につき、ただいまフォームからの参加受付を停止しています。参加ご希望の方は、お手数ですがメール、TwetterのDMなどでお問い合わせください。

ガイド 新津竜一(サイガ)氏

 幼少に土方歳三にあこがれ青年期は織田信長の歴史書・小説を乱読した結果、大人になって古戦場を歩きはじめる。
現在は「地形」や「街道」のありようから古戦場を歩く「古戦場ウォーカー」または「地形メグリスト」。
城郭の「縄張図」を描く外郭大好き人間。

小学館「歴史の道」に城郭写真提供、学研ムック本や雑誌「歴史発見」等でお城に関する記事を執筆する他、ハンドルネーム「サイガ」でネットに独自の「戦争論」「城郭論」を発信中。