城跡&古戦場ウォーカー・サイガ氏の、日本の城や歴史上の戦闘を地形から解説する講座。今年は大河ドラマに合わせて、ドラマで描かれる時代をメインにお送りする予定です。

次回の講座

11月25日(土) 17:00~(店内開催)

合戦・古戦場を詳細に考察しよう 第六回

「巨大城郭の攻撃方法・1590年~1600年~1615年」

1600年代初期、徳川家康が頂点に立ったことで戦国時代は終わる。
しかし政治的不安定は終わっておらず「政治交渉」の最終手段である「戦争」は、いつ起こるか?疑心暗鬼状態だった。

その戦争を演出する「パーツ」である城は大規模城郭に発展する。城は巨大な「象」となってしまった。
しかし「攻める」人間は「蟻」のように小さい。その「蟻」がどのように巨大城郭を攻め落とそうとしたか?
戦国時代末期~江戸時代初期の攻城方法の変化と実例を解説します。

店内で開催いたします。どなたでもご参加いただけます。
ご予約不要です。当日開始時間までに、「散歩かふぇ ちゃらぽこ」においでください。

※ オンラインでの開催予定はありません。

城跡・古戦場講座「合戦・古戦場を詳細に考察しよう」

戦国時代、乱世が何十年と続いた中で、名の知られる武士のみならず下層にいたる一人一人の人間が、戦いの経験による情報、共通認識「戦闘セオリー」を持っていました。それらの情報は、文章記録には残っていませんが、現地をじっくりと歩くことで見えてくるものがあります。

これら名もなき人々が戦った現場を20年間詳細に歩いてきた講師・城跡&古戦場ウォーカーのサイガさんが、戦国時代の有名な合戦地の地形情報、街道の位置を土台にして、古今東西の戦いの情報や「戦闘セオリー」を解説します!

韓国の西生浦城。敵前陣地構築の為に短時間で石垣築城の技術が発展する

また、関連する散歩会も企画中。散歩会のみでも講座のみでもご参加いただけますが、合わせてご参加いただくと、いっそう理解が深まります!

歴史に詳しくない方にもお楽しみいただける本講座。聞けば各地を旅する時も、またドラマを見る上でも楽しみが増すこと請け合い!
堅い勉強会ではなく、コーヒーやお酒を飲みながらの気楽な講座です。専門知識は必要ありませんので、お気軽にご参加ください!

扉画像:豊臣秀吉による「小田原・後北条攻め」で韮山城と同じように小田原城でも「仕寄」が行われた。写真はその現場。奉行は黒田官兵衛
画像提供:新津竜一(サイガ)氏

開催について

開催日時:不定期(当サイトやTwitterなどで都度お知らせいたします)
※ 状況により、開催日時の変更や室内講座の中止(オンラインのみにて別日に開催)となることがございます。

参加費:1,500円(ワンドリンク付き。追加のご注文も別途承ります)

ご予約は必要ありません。時間までに「散歩かふぇ ちゃらぽこ」においでください。

シリーズで開催していますが、ご都合の良い回のみでもご参加いただけます。

講師:新津竜一(サイガ)氏

幼少に土方歳三にあこがれ青年期は織田信長の歴史書・小説を乱読した結果、大人になって古戦場を歩きはじめる。

現在は「地形」や「街道」のありようから古戦場を歩く「古戦場ウォーカー」または「地形メグリスト」。城郭の「縄張図」を描く外郭大好き人間。

小学館「歴史の道」に城郭写真提供、学研ムック本や雑誌「歴史発見」等でお城に関する記事を執筆する他、ハンドルネーム「サイガ」でネットに独自の「戦争論」「城郭論」を発信中。

ホームページ「サイガの古戦場踏査記録」

これまでの講座

2015年 城跡講座「お城と古戦場の見方、歩き方」
    「太田道灌講座」

2016年 地形から見る歴史と古戦場「『幕末維新戦争~何が戦闘の勝敗を決めたのか」

2017年 地形から見る歴史と古戦場「街道と築城~合戦の背景にあるもの」

2018年 地形から見る歴史と古戦場「幕末維新戦争~近代日本への煽動」

2019年 地形から見る歴史と古戦場「明治―昭和・日本近現代史の対外戦争と近代戦闘」
     地形から見る歴史と古戦場「河川と海地形の歴史と城」

2020年 地形から見る歴史と古戦場「明智光秀の時代の社会背景と戦争」

2021年 城跡・古戦場講座「渋沢栄一の時代の社会背景~幕末・維新~明治の戦争を支えたテクノロジー」

2022年 城跡・古戦場講座「鎌倉時代の戦闘と宗教」

2023年 合戦・古戦場を詳細に考察しよう 第一回「桶狭間合戦」
     合戦・古戦場を詳細に考察しよう 第二回「姉川合戦」 
     合戦・古戦場を詳細に考察しよう 第三回「「三方ヶ原合戦と長篠合戦」
    合戦・古戦場を詳細に考察しよう 第四回「織田信長の本願寺包囲戦から播磨西上作戦」
    合戦・古戦場を詳細に考察しよう 第五回「1583~1590・豊臣政権下の合戦と戦国武将の動向」