城跡&古戦場ウォーカー・サイガ氏の、日本の城や歴史上の戦闘を地形から解説する講座。今年は大河ドラマに合わせて、ドラマで描かれる時代をメインにお送りする予定です。

次回の講座

7月29日(土) 17:00~(店内開催)

合戦・古戦場を詳細に考察しよう 第四回

「織田信長の本願寺包囲戦から播磨西上作戦」

「長篠合戦」で武田軍に打撃を与えた織田信長。淀川河口を抑える本願寺勢力の中心地「石山」への大攻勢を行います。しかし、この戦いは、明智光秀や設楽ヶ原で活躍した有力武将を投じながらも敗北。城攻めを諦めた信長は、石山への補給を絶つために毛利領地へ兵を進めます。
中国地方の戦いは、「三木城の戦い」など羽柴秀吉の活躍が多く語られますが、織田信長の考えた戦略とは?
「敵地」を制圧するのに信長が行った「戦い方」を解説します。

店内で開催いたします。どなたでもご参加いただけます。
ご予約不要です。当日開始時間までに、「散歩かふぇ ちゃらぽこ」においでください。

※ オンラインでの開催予定はありません。

城跡・古戦場講座「合戦・古戦場を詳細に考察しよう」

戦国時代、乱世が何十年と続いた中で、名の知られる武士のみならず下層にいたる一人一人の人間が、戦いの経験による情報、共通認識「戦闘セオリー」を持っていました。それらの情報は、文章記録には残っていませんが、現地をじっくりと歩くことで見えてくるものがあります。

これら名もなき人々が戦った現場を20年間詳細に歩いてきた講師・城跡&古戦場ウォーカーのサイガさんが、戦国時代の有名な合戦地の地形情報、街道の位置を土台にして、古今東西の戦いの情報や「戦闘セオリー」を解説します!

石山本願寺の碑
大阪城内に建つ石山本願寺推定地の碑。
信長はこの地を「明け渡せ」と言ったとされるが真相は? 徳川家康の大阪城の下には秀吉の大坂城が埋まっているが、
そのまた下には石山本願寺時代の遺構が埋まっている

また、関連する散歩会も企画中。散歩会のみでも講座のみでもご参加いただけますが、合わせてご参加いただくと、いっそう理解が深まります!

歴史に詳しくない方にもお楽しみいただける本講座。聞けば各地を旅する時も、またドラマを見る上でも楽しみが増すこと請け合い!
堅い勉強会ではなく、コーヒーやお酒を飲みながらの気楽な講座です。専門知識は必要ありませんので、お気軽にご参加ください!

扉画像:青木城
広島県因島の青木城跡から見る馬神城跡。手前の道路の「赤い小屋」まで入り江だった。本願寺にむけて兵糧を運ぶ為に毛利水軍は、ここに集結して出航。雑賀で鉄砲衆を乗船させた後「木津川海戦」を戦う。
画像提供:新津竜一(サイガ)氏

開催について

開催日時:不定期(当サイトやTwitterなどで都度お知らせいたします)
※ 状況により、開催日時の変更や室内講座の中止(オンラインのみにて別日に開催)となることがございます。

参加費:1,500円(ワンドリンク付き。追加のご注文も別途承ります)

ご予約は必要ありません。時間までに「散歩かふぇ ちゃらぽこ」においでください。

シリーズで開催していますが、ご都合の良い回のみでもご参加いただけます。

講師:新津竜一(サイガ)氏

幼少に土方歳三にあこがれ青年期は織田信長の歴史書・小説を乱読した結果、大人になって古戦場を歩きはじめる。

現在は「地形」や「街道」のありようから古戦場を歩く「古戦場ウォーカー」または「地形メグリスト」。城郭の「縄張図」を描く外郭大好き人間。

小学館「歴史の道」に城郭写真提供、学研ムック本や雑誌「歴史発見」等でお城に関する記事を執筆する他、ハンドルネーム「サイガ」でネットに独自の「戦争論」「城郭論」を発信中。

ホームページ「サイガの古戦場踏査記録」

これまでの講座

2015年 城跡講座「お城と古戦場の見方、歩き方」
    「太田道灌講座」

2016年 地形から見る歴史と古戦場「『幕末維新戦争~何が戦闘の勝敗を決めたのか」

2017年 地形から見る歴史と古戦場「街道と築城~合戦の背景にあるもの」

2018年 地形から見る歴史と古戦場「幕末維新戦争~近代日本への煽動」

2019年 地形から見る歴史と古戦場「明治―昭和・日本近現代史の対外戦争と近代戦闘」
     地形から見る歴史と古戦場「河川と海地形の歴史と城」

2020年 地形から見る歴史と古戦場「明智光秀の時代の社会背景と戦争」

2021年 城跡・古戦場講座「渋沢栄一の時代の社会背景~幕末・維新~明治の戦争を支えたテクノロジー」

2022年 城跡・古戦場講座「鎌倉時代の戦闘と宗教」

2023年 合戦・古戦場を詳細に考察しよう 第一回「桶狭間合戦」
     合戦・古戦場を詳細に考察しよう 第二回「姉川合戦」 
     合戦・古戦場を詳細に考察しよう 第二回「「三方ヶ原合戦と長篠合戦」