葉の根本につく小さな葉(ムカゴ)が落ち、子株になって増えます

ベンケイソウ科マンネングサ属の、初夏の野草。

鮮やかな黄色の星形の花。肉厚の葉っぱがマンネングサの仲間の特徴。……なんですが、数あるマンネングサのすべてがこの特徴を持っていまして……。花や葉っぱの形だけでは、ちょっと区別がつきにくい!

とにかく種類が多く、しかもどれも似ていて見分けるのが難しいマンネングサの仲間の中では、わりと見分けやすいほうだと思うのが、このコモチマンネングサです。
星形の花はほかのマンネングサの仲間と同じなのですが、大きな特徴は葉っぱと、葉っぱの付け根です。

多肉質なのもほかのマンネングサたちと一緒ですが、へら型で長めで、花の咲く茎ではつき方がまばらであまり密になりません。また、葉の付け根に小さな葉が付いているのですが、これは「ムカゴ」と呼ばれる繁殖のための子株で、このムカゴ(子株)が地面にぽろぽろ落ちて次の芽が出てきます。

葉っぱに子株がついているから「子持ち」マンネングサというわけですが、ほかのマンネングサの仲間にはないポイントなので、強力な見分けポイントです!

コモチマンネングサ
分類ベンケイソウ科 マンネングサ属
花の時期5~6月ごろ
分布と生息地本州~沖縄 / 道端、田畑の畦、公園、庭
花の色・大きさ黄色 / 1~1.5cm程度
花の形・特徴・花びらは5枚で、星形につく
・雄しべは10本で、花びらより少し短い。雄しべの先(やく)はオレンジ色
茎や葉の特徴・高さは7~20cm程度
・茎は下の方は地を這い、上の方は立ち上がっている
・葉はへら形(付け根側が細く、途中幅広になって先が尖る)で、肉厚
その他の特徴・葉の付け根に「ムカゴ」と呼ばれる子株ができ、それが落ちて新芽が出る

コモチマンネングサと似ている野草

ツルマンネングサ

メキシコマンネングサ

オカタイトゴメ

オノマンネングサ

メノマンネングサ

マルバマンネングサ