東海道・蒲原宿、志田邸のご主人志田威氏による「中山道の魅力と歩き方」の第5回が終了しました!

江戸から出発し、5回目の今回のテーマは「美濃路」。「中山道を支えた美濃路」岐阜県の16の宿場とその周辺の見どころ、歩き方をご紹介いただきました。

東海道とも縁の深かった美濃地区。宿場の数も多く見どころ満載で、その紹介だけでも盛りだくさんでした。

そして関連する江戸時代の旅のお話として、大湫宿に残る高札「駄賃札」にしるされた「旅の費用」についてのお話。
高札場には、次の宿駅までの駄賃と人足賃金が記載されていましたが、そこにある「荷物」「乗掛」「軽尻」などについて解説。

荷物や人を運ぶ方法とその賃金は、荷物の量や、人が乗るか荷物だけを運ぶかなどによって細かく定められていました。

たとえば「本馬」は許容重量までの荷物を載せる馬。下の絵は歌川広重の「木曽路六拾九次」の松井田の一部ですが、手前の馬がそれです。奥は「乗掛」と言い、馬の両側に荷物を付け、上に蒲団などを敷き人が一人乗れるようにしたもの。

歌川広重「木曽路六拾九次之内 松井田」国立国会図書館デジタルコレクションより

高札にはこれらの細かい料金がずらりと書かれています。

ところでその大湫宿の駄賃札、書かれたのは正徳元年(1711)のこと。それから幾度か料金の改定がされていますが、各所に設置した札を差し替えるのは大変なので、「○年○月から○割増し」と追記されたのみで書き換えられることはなかったのだそう。計算が大変ですね~(^^;

 

来月の当講座は、4月18日(火)19:00から。いよいよ中山道の旅もゴールに近づき、「近江路」をテーマに見どころや歩き方をご案内。
お茶を飲みながらおしゃべり感覚の気楽な講座ですので、歩かれた方の「あれはなんだったんだろう」、これから歩かれる方の「この区間はどうやって歩くのがいい?」と言ったご質問も大歓迎です。

講座についての詳細は、講座のページをごらんください。

そして、再来月の5月からは、「東海道」をテーマに継続開催予定です。昨年4月からの6回シリーズで東海道を取り上げていますが、今回はまた別の角度から光を当てた講座とのことですので、昨年ご参加いただいた方もぜひまたどうぞ!

開催日程は変わらず第3火曜日の19時からの予定です。

来月も、そして再来月からの「東海道講座」も、たくさんの方のご参加お待ちしております!!

この記事の投稿者

ちゃらぽこ・ぱきら
ちゃらぽこ・ぱきらちゃらぽこの中の人
散歩&歩き旅が好き過ぎて、「散歩かふぇ」を作ってしまいました。東京・東高円寺の「散歩かふぇちゃらぽこ」店主です。街道歩きとか、東京散歩とか、古地図散歩とかしてます。庚申塔と子連れ狛犬と看板建築とラーメンが好物です。