2月9日は、鳥さんぽでたま-ゆめ崖線の稲城から稲田堤を歩いてきました。季節柄、寒さが心配でしたが、日向はぽかぽか、まあまあの散歩日和。13名で鳥を探しながら東京都⇒神奈川県の都県境を歩きました。

ガイドはもちろん、鳥博士・白井剛氏。今回も、鳥の名前や見つけ方はもちろん、鳥に関するあれこれを教えていただきました!

たま-ゆめ崖線とは、東京都の日野市・高幡不動から川崎市の夢見ヶ崎まで繋がる多摩川右岸の崖線です。鳥さんぽでは、この崖線をシリーズで歩いていて、今回は4回目となります。

京王相模原線の稲城駅に集合し、まずは双眼鏡の使い方レクチャー・タイム。(いつもの方にはおなじみの光景ですが、ビギナーさんには双眼鏡の貸出もありますよ!)

ピントの合わせ方をご案内。ちょっと遠くの景色を見て、練習しています。

と思ったら! 駅前で双眼鏡タイムしているうちに、いきなりオオタカが! え~、ぱきらは見逃しちゃいましたよ~(^^;

そして鳥さんぽスタート! 崖線ということで川と丘の間を歩いているわけですが、稲城からスタートしたこの日のコースものっけからアップダウンがいっぱい。

駅前のオオタカ以降、住宅地のコースには、まずはハシボソガラス、ドバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ムクドリと、常連メンバーがちらほらと登場。

ツグミ(すみません、ぱきらのスマホカメラではこれが限界…)

梨畑をはじめとして農耕地も点在する稲城市。畑や庭木、川沿いではツグミをちょこちょこ見かけました。ツグミは冬になると渡ってくる鳥ですが、地面を歩いていることも多く冬場の鳥さんぽではわりと毎回のように見る鳥です。

見た目はスズメよりちょっと大きいのですが、遠目には茶色っぽくて似たような感じに見えるので、鳥さんぽでツグミを知る前はスズメだと思ってスルーしていたかもしれません……。

初めて知った時はすごく珍しい鳥を見たような気分になりましたが、実はけっこうそこらへんにいるんですね、名前を知らなかった鳥が。この日は何度も見かけました。

えー、やぱりちゃんと写っている写真をお借りすることにします……。

ツグミは冬の渡り鳥と書きましたが、今年はやってくるのが遅めだったそうです。渡り鳥は日の出・日の入りの時間や星の動きを見て旅に出る時期を決めるそうで、それなら出る時期は毎年一緒になるんじゃないかと思うんですが、途中に食べ物がたくさんあったりすると寄り道が長くなって到着が遅くなったりするんですって。なんだか散歩中の人間みたいですね!

さてさて、畑が多いこのあたり、野菜や地産品の直売店もあります。散歩会は始まったばかりですが、さっそくお買い物タイムに突入する人も!?
(ほらね! 人間も途中に美味しいモノがいっぱいあると……?)

シジュカラにも何度も会いました。

シジュウカラとハクセキレイ。どちらもよく見かけますが、どっちも白と黒と灰色で、遠目にはちょっと似ています。見分けるポイントは、尾の長さ。ハクセキレイのほうが尾が長くて、道端を尾をぴこぴこ振りながら歩いているのはハクセキレイだそうです。

そんなこんなで、京王よみうりランド駅近くで午前の部終了。三沢川ではカワセミも登場。午前中に出てきた鳥は、ハシボソガラス・オオタカ・ドバト・ハクセキレイ・ヒヨドリ・ムクドリ・アオジ・ツグミ・シジュウカラ・カワセミ・スズメ・カルガモ・カワウでした。

お昼ごはんはお蕎麦屋さん。

おなかいっぱいで午後の部を開始。午前中の最後にカワセミがいた三沢川沿いに戻り、まだいるかな~と川をのぞき込む一向。
みんなでフェンスから乗り出して見ているから、道行く人たちが、「なになに!?」と同じようにのぞき込みながら通り過ぎていきましたね(^^;

それにしても。カワセミも以前は珍しい鳥だと思っていましたが、川沿いの鳥さんぽではたいてい登場する常連さんです。だけどやっぱりキレイだし、目の前で魚を捕まえてくれたりしてパフォーマンス精神旺盛(?)なんで、出てくるとすごく盛り上がりますね!

川沿いを離れ、午後は崖線の上へ。崖の中腹にある穴澤天神社にお参りして、丘陵の尾根の上にある小沢城址を歩きます。

これからこの崖を登ると聞いて、戦慄する一行。

はい! 登りました! 上のほうもなかなかにワイルドな道です。(我々の他にもご近所のお散歩の人がけっこう歩いているのにビックリ!)

尾根には城址の案内板や富士登山碑、そして都県境もあり、いろいろ見ながら、みんなでワイワイ言いながら歩いていきます。

ええ、ここは東京都と神奈川県の境。境界をしばらく行ったり来たりしていましたが、いよいよ本格的に神奈川県に入ります。たま-ゆめ崖線・鳥さんぽ、4回目にしてついに東京脱出です!

この山道ではヤマガラやコゲラの声も聞こえましたが、姿は見えず。かわりに午前中は声ばっかりで姿はかすかに見え隠れしていたアオジは、ここではけっこうがっつり見られました。

住宅地に降りてきて、本日2店目の農産品直売店。野菜のほかに芋ようかんやクルミ味噌など加工品も充実していて、ついついお土産を買いたくなりますねぇ。ぱきらも甘酒を飲みました。冬のお散歩の途中の甘酒って、おいしい~!

ここらへんで、住宅街の上空にトビ登場。た、高すぎてぱきらスマホカメラでは点にしか写りません!すいません!

遠くてなんだか分かりませんが……最初に出てきたオオタカなど他の猛禽類と、トビ、どちらも空高くを飛んでいますが、尾が撥の形をしているのがトビ、というのが見分けるポイントとのことです。

ちなみにトビは空の高いところから獲物を探しながら飛んでいますが、オオタカはもう少し低いところを飛んでいる小さな鳥などを捕食するため、空高くに行くのは移動の時くらいで長時間はいないんですって!

そうこうしているうちに、冬の日差しはぼちぼち西に傾きだします。ゴールも近くなった住宅地で、庭木の梅にメジロが。

……いるんです! メジロが! この中に! どこにいるでしょう……って自分でも分かりません!

大人しく、ちゃんと写った方の画像を拝借(汗

「梅に鶯」は有名ですが、あの絵によく描かれている、そして実際に梅の木によく止まっているこの緑色の鳥はメジロ。なんだか混乱しそうですが、ウグイスはもっと地味な色だし、メジロはもっと地味な鳴き声でした。

さらにはウグイスは、藪の中の地面にいることが多く、あまり人前に姿を現さないそうで。鳥さんぽでも毎回のように声は聞こえますが、なかなか姿を見ることができません。今回も声(まだホーホケキョは聞こえず、今は地鳴きだそうです)だけの登場でした。

稲田堤駅にたどり着いて、本日の鳥さんぽ終了。

午後は午前中に出てきた鳥に加え、メジロ・トビ、声のみでしたがコゲラ、ヤマガラ、ウグイスなどがいました。

さらに詳しい皆さんのツイートを白井さんがまとめてくださっていますので、ご覧ください! これから出てみようかな~とちょっと興味ありの方にも、様子が分かると思います。

200209 #ちゃらぽこ散歩会「鳥さんぽ『たま‐ゆめ崖線を歩く』その4 」ツイートまとめ

次回の鳥さんぽは初夏のころに、稲田堤からたま-ゆめ崖線の続きを歩きます。ツバメが巣を作る季節になりそうなので、ツバメの子育て風景なども見られるかも?

鳥さんぽは専門的なバードウォッチングではなく、まち歩きを楽しみながら鳥を探して歩く散歩会です。鳥博士・白井さんが初めての方にも双眼鏡の使い方や鳥の探し方からご案内しますので、どなたでもお気軽にご参加ください!